アールライバルズ:強いカードより、順番が勝る。

アールライバルズ:強いカードより、順番が勝る。

2人 約5分 10歳以上 対戦

2人が全く同じ8枚の手札を持ち、1枚ずつ選んで同時に出す。強さは数字で決まるが、それだけではない。特殊能力を持つカードが勝敗をひっくり返す。先に4勝した方が勝ちだ。ルールは1分で覚えられる。でも5分の勝負の中に、読み合いがぎっしり詰まっている。

同じ手札を、持っている

2人は全く同じ構成の手札からカードを選ぶ。同じカードを持っているのに差がつくのは、出す順番と、相手が何を出すかの読み合いで勝敗が決まるからだ。手札の強さで勝つゲームではなく、相手の手を読んで自分の手を組み立てるゲームだ。

数字が強くても、負ける

基本は数字が大きい方が勝つ。でも各カードには固有の能力がある。暗殺者は勝敗判定が逆転し、数字が小さいのに大きいカードに勝てる。密偵を出すと次の勝負で相手のカードを先に見てから後出しできる。大臣で勝つと2勝分になる。強いカードを出しても、相手の能力次第でひっくり返る。だから「このカードを出したら相手は何を出してくるか」を常に考え続けることになる。

使ったカードは、戻らない

出したカードは手元に戻らない。ゲームが進むにつれ、お互いの残り手札が絞られていく。「相手はもう暗殺者を使った」「密偵はまだ残っている」——残りカードの情報が積み上がるにつれ、読みの精度が上がっていく。序盤の乱打戦から、終盤の計算された1手へと、同じゲームの中で空気が変わる。

姫と王子の、緊張感

王子は数字7で最強のカードだ。ほとんどの局面で勝てる。でも姫は数字1の最弱でありながら、王子にだけ勝てる。そして姫が王子に勝った瞬間、ゲームそのものに勝利する。だから王子を持っている限り、相手の姫が怖い。最強のカードを最弱のカードが封じる。このねじれがアールライバルズの最も鋭い部分だ。

5分で終わって、すぐまたやりたくなる

1ゲームが終わったとき、たいていの場合は「あの手はなんだったのか」という話が始まる。お互いの手の内を確認したくなる。そのままもう1ゲームへ。カナイセイジが2011年に発表したこのゲームが今も小箱の定番として愛されているのは、その手軽さと読み合いの濃さが両立しているからだと思う。

こんな人におすすめ

  • 2人でじっくり対戦したい
  • 短時間で遊べるゲームを探している
  • 心理戦・読み合いが好き
  • 持ち運べるコンパクトなゲームが欲しい
  • カイジのEカードのような緊張感が好き

このゲーム、気になったらぜひ実際に遊んでみてください。

ランビーフィッシュ

東京の北千住にあるボードゲームカフェ&ショップ ランビーフィッシュでは、このゲームを含む700種類以上のゲームが楽しめます。ルールがわからなくても大丈夫。スタッフが丁寧に説明するので、初めてのゲームでも安心して遊べます。

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