音速飯店:手番なしで、順番どおり
「ちゅうもーん!」の掛け声とともに、全員が一斉にカードを手に取る。手番はない。先に出した者勝ちだ。でも出せるカードは何でもいいわけではない。今、場に「ラー」が出ている。次に出せるのは「メン」だけ。「チャー」を握っていても、待つしかない。
この、自由なはずなのに縛られているという感覚が、音速飯店の核心だ。
手番なしで、順番どおり
全員がいつでもカードを出せる。でも場の流れには従わなければならない。中華料理名を構成する順番で、一枚ずつ重ねていく。「チャー」「シュー」「メン」でチャーシューメン。「タン」「タン」「メン」でタンタンメン。一品完成したら、また次の料理の頭から始まる。
どのカードが今出せるかは、場を見ていればわかる。問題は、他の全員も同じことを考えて動いていることだ。
「メン」が、一瞬で消える
「メン」はラーメンにもチャーシューメンにもタンタンメンにも使う。どの料理の流れに乗るかを瞬時に判断しながら、手の中を確認して、出す。その一連の動作を、全員が同時にやっている。
考えている間に、別の人が先に出す。一歩遅れると、自分が出そうとしていた料理がすでに完成している。あるいは、まったく別の料理に向かっていた場合もある。
割り込んでくる、とりけし
3枚だけ入っている「とりけしカード」は、料理を作っている途中に出すことができる。「チャー」「シュー」まで来たところで「とりけし!」と叫んでカードを重ねると、それまでの流れがリセットされる。
場が一瞬止まり、また新しい料理の頭から始まる。混乱しているのは全員同じだ。
出しにくいカードの存在
手札によって、戦況はかなり変わる。「ミソ」や「シオ」は料理名の頭にしか出せない。「マイ」はシューマイかエビシューマイの最後にしか使えない。出番が限られたカードが手元に残り続けると、焦りが生まれる。
逆に言えば、出しやすいカードが配られたラウンドは、驚くほどテンポよく手札が減っていく。運が絡む部分だが、場の流れを読んで少しでも早く動ける人が、結果的に多くのカードを出せる。
声に出す、というルール
カードを出すとき、その文字を声に出すことがルールになっている。これが思いのほか重要だ。「チャー!」という声が聞こえた瞬間、「シュー」を持っている人は反応できる。黙って出すゲームとはまったく違う。声が、場の情報になる。
何も知らずに無言でプレイすると、別のゲームになる。声を出した途端に、空気が変わる。
こんな人におすすめ
- 家族や友人と、短時間でわいわい盛り上がりたい
- ルールは簡単でも、スピードと判断力が試されるゲームがしたい
- 小学生の子どもと対等に勝負できるゲームを探している
- パーティーの最初や、ちょっとした隙間時間に遊べるものが欲しい
- 何度も「もう一回!」と言いたくなるゲームが好き
このゲーム、気になったらぜひ実際に遊んでみてください。

東京の北千住にあるボードゲームカフェ&ショップ ランビーフィッシュでは、このゲームを含む700種類以上のゲームが楽しめます。ルールがわからなくても大丈夫。スタッフが丁寧に説明するので、初めてのゲームでも安心して遊べます。
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