エッグ リリース・オブ・ヤバラス:ルール2行、悩みは無限
コマを1個置く。それだけだ。自分の色を4つ並べたら勝ち。3つ並べてしまったら負け。ルールは2行で終わる。でも盤面を前にすると、すぐに気づく。この2行が、思いのほか深い。
三目で、負ける
4つ並べるには、ある形を先に作る必要がある。2個置いて、1マス空けて、もう1個。この「2・空・1」の形ができたとき、空きマスに置けば四目が完成する。3つ連続で置いた瞬間に負けるため、これが唯一の完成方法だ。
相手はその空きマスを埋めさせないように動く。でも止めに行くと、自分が三目になってしまう配置になっていることがある。どこに置いても三目になる——そういう局面に追い込まれると、もう逃げ場がない。
罠を、仕掛ける
相手の「2・空・1」を止めるには、その空きマスに置くしかない。でもその空きマスが、ちょうど自分の三目を完成させる位置にあれば——そこには置けない。置いた瞬間に自分が負けるからだ。
そういう配置を意図的に作ることが、このゲームの核心になる。相手が止めに来られない場所に「2・空・1」を仕込む。気づかれても、手が出せない。
六角形の盤面で、読みが広がる
ボードは六角形のマス目でできている。コマは3つの軸方向に列を作れる。盤の形が独特なぶん、どの方向に「2・空・1」が伸びているかを常に意識する必要がある。自分の配置だけでなく、相手の配置も3軸すべてで確認しないと、見落としが生まれやすい。
三人で遊ぶと、もっと混沌とする
3人で遊ぶ場合、三目を並べたプレイヤーは脱落する。残った最後のプレイヤーが勝ちだ。
2人のときとは盤面の読み方が変わる。誰かを詰めようとした手が、別の誰かに利用されることもある。3人いると、止めに行く動きがさらに複雑になる。混沌としているようで、読み解く楽しさはむしろ増す。
遊ぶほど、詰みが見えてくる
最初は「4つ並べる」と「3つ並べない」を同時に意識するだけで精一杯かもしれない。何度か遊ぶうちに、詰みの形が見えてくる。どこに「2・空・1」を置けば相手を追い込めるか、盤面のどこが危ないかが少しずつわかってくる。
このゲームのルールはAIが生み出した。キャメロン・ブラウンが開発したゲーム生成プログラム「LUDI」が設計し、2行のルールの中にこれだけの深みを宿した。
こんな人におすすめ
- シンプルなルールで頭を使いたい
- 2人でじっくり対戦したい
- 短時間で何度も遊べるゲームが好き
- 五目並べや囲碁が好き
- 子どもと大人が対等に戦えるゲームを探している
このゲーム、気になったらぜひ実際に遊んでみてください。

東京の北千住にあるボードゲームカフェ&ショップ ランビーフィッシュでは、このゲームを含む700種類以上のゲームが楽しめます。ルールがわからなくても大丈夫。スタッフが丁寧に説明するので、初めてのゲームでも安心して遊べます。
👉 ランビーフィッシュのホームページはこちら(別タブで開きます)