エッグ リリース・オブ・ヤバラス:ルール2行、悩みは無限

エッグ リリース・オブ・ヤバラス:ルール2行、悩みは無限

2〜3人 約10分 8歳以上 対戦

コマを1個置く。それだけだ。自分の色を4つ並べたら勝ち。3つ並べてしまったら負け。ルールは2行で終わる。でも盤面を前にすると、すぐに気づく。この2行が、思いのほか深い。

三目で、負ける

4つ並べるには、ある形を先に作る必要がある。2個置いて、1マス空けて、もう1個。この「2・空・1」の形ができたとき、空きマスに置けば四目が完成する。3つ連続で置いた瞬間に負けるため、これが唯一の完成方法だ。

相手はその空きマスを埋めさせないように動く。でも止めに行くと、自分が三目になってしまう配置になっていることがある。どこに置いても三目になる——そういう局面に追い込まれると、もう逃げ場がない。

罠を、仕掛ける

相手の「2・空・1」を止めるには、その空きマスに置くしかない。でもその空きマスが、ちょうど自分の三目を完成させる位置にあれば——そこには置けない。置いた瞬間に自分が負けるからだ。

そういう配置を意図的に作ることが、このゲームの核心になる。相手が止めに来られない場所に「2・空・1」を仕込む。気づかれても、手が出せない。

六角形の盤面で、読みが広がる

ボードは六角形のマス目でできている。コマは3つの軸方向に列を作れる。盤の形が独特なぶん、どの方向に「2・空・1」が伸びているかを常に意識する必要がある。自分の配置だけでなく、相手の配置も3軸すべてで確認しないと、見落としが生まれやすい。

三人で遊ぶと、もっと混沌とする

3人で遊ぶ場合、三目を並べたプレイヤーは脱落する。残った最後のプレイヤーが勝ちだ。

2人のときとは盤面の読み方が変わる。誰かを詰めようとした手が、別の誰かに利用されることもある。3人いると、止めに行く動きがさらに複雑になる。混沌としているようで、読み解く楽しさはむしろ増す。

遊ぶほど、詰みが見えてくる

最初は「4つ並べる」と「3つ並べない」を同時に意識するだけで精一杯かもしれない。何度か遊ぶうちに、詰みの形が見えてくる。どこに「2・空・1」を置けば相手を追い込めるか、盤面のどこが危ないかが少しずつわかってくる。

このゲームのルールはAIが生み出した。キャメロン・ブラウンが開発したゲーム生成プログラム「LUDI」が設計し、2行のルールの中にこれだけの深みを宿した。

こんな人におすすめ

  • シンプルなルールで頭を使いたい
  • 2人でじっくり対戦したい
  • 短時間で何度も遊べるゲームが好き
  • 五目並べや囲碁が好き
  • 子どもと大人が対等に戦えるゲームを探している

このゲーム、気になったらぜひ実際に遊んでみてください。

ランビーフィッシュ

東京の北千住にあるボードゲームカフェ&ショップ ランビーフィッシュでは、このゲームを含む700種類以上のゲームが楽しめます。ルールがわからなくても大丈夫。スタッフが丁寧に説明するので、初めてのゲームでも安心して遊べます。

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