ダブルフェイス:手札が、突然裏返る

ダブルフェイス:手札が、突然裏返る

2〜7人 約20分 8歳以上 対戦

カードを慎重に出していく。あと何勝必要か、頭の中で数えながら。残り手札を見て、次に出すべきカードを選ぼうとした瞬間、誰かがフリップシンボルのついたカードをテーブルに置く。全員が一斉に、手札を裏返す。さっきまで握っていた手札は、もう別物になっている。

予想した数を、ぴったり取る

小さな勝負(トリック)を繰り返すカードゲームだ。各プレイヤーは順番に1枚ずつカードを出し、最も強いカードを出した人がそのトリックの勝者になる。

このゲームの目標は、勝つトリックを増やすことではない。ラウンド開始前に自分が予想した(または指定された)トリック数を、ぴったり取ることだ。1勝多くても少なくても、ずれた分だけペナルティになる。多く取ればいいわけではない、という縛りが判断を独特にする。

カードに、二つの顔

すべてのカードには明るい面と暗い面があり、両面で色も数字もまったく違う。手札は暗い面が自分に向くように持ち、相手からは明るい面が見えている。自分が握っている数字と、相手が見ている数字は別物だ。

そして一部のカードにはフリップシンボルが描かれていて、これがプレイされると全員が即座に手札を裏返す。自分の手札が、文字通り別のカードに入れ替わる。立てたばかりの予想の前提が、トリックの途中で崩れる。

爆弾と、跳ね返し

色カードの代わりに、爆弾カードを出すことができる。爆弾を含むトリックに勝った人は、そのカードを引き取り、ラウンド終了時の追加ペナルティを背負う。勝ちすぎないように慎重に動いていた相手に、爆弾を押しつける感覚は独特だ。

ただし対抗手段がある。ブーメランカードだ。自分の手番でなくても、出したい瞬間に出して、場の爆弾をすべて跳ね返す。投げた人の手元に戻る。仕掛けた側が、自分の予想を狂わせることになる。

隣に、渡される

色カードの代わりに、隣に渡すカードを出すこともできる。これを出すと、次のトリックが始まる前に全員が同時に手札の1枚または2枚を隣のプレイヤーに渡す。

渡す方向は最初にこのカードを出した人が決める。誰の手札が誰に流れるかはわかっていても、何が来るかはわからない。せっかく組み立てた予想の根拠が、ひとつ隣の家のものになる。

三つの、予想方法

ラウンドごとに、3つのモードから選ぶ。自分で勝利数を宣言するフリーモード、ラウンドごとに指定された勝利数を全員が目指すフィックスモード、勝利数と爆弾の得点を組み合わせて予想するエキスパートモード。

慣れないうちはフィックスモードが扱いやすい。全員が同じ目標を追うため、誰が何を取りに来ているかが読みやすい。エキスパートまで進むと、爆弾を取りに行く選択肢が出てきて、ゲームの方向そのものが変わる。

2人から7人まで

2人から7人まで遊べるのは、この手のゲームとしては幅が広い。人数によって配られる手札の枚数が変わり、読み合いの密度も変わってくる。少人数では計算が立ちやすく、大人数になるほどフリップや隣に渡すカードの影響が増す。同じ箱の中身が、人数によって別の表情を見せる。

こんな人におすすめ

  • 予想を当てる系のカードゲームが好き
  • カードに仕掛けがあるゲームに惹かれる
  • 5〜7人で遊べる作品を探している
  • 短時間でも判断の重さがあるゲームをしたい
  • トリックテイキングをいろいろ試してみたい

このゲーム、気になったらぜひ実際に遊んでみてください。

ランビーフィッシュ

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