ドメモ:答えは、自分の外にある。
自分の手牌だけが、見えない。
目の前には全員の手牌が並んでいる。場には数字タイルが表向きに出ている。どこを見ても数字は見える。ただひとつ、自分が何を持っているかだけが、わからない。それがドメモの出発点だ。
1から7、それぞれの枚数
目指すのは、自分の手牌の数字をすべて当てること。タイルは28枚。1が1枚、2が2枚、3が3枚……7が7枚。数字と枚数が一致している。場に出ているタイル、相手の手牌に見える数字、すでに捨てられたタイル。それらを数えれば、自分の手牌を絞り込む手がかりが得られる。ただし、何枚かは裏向きのまま誰にも見えない状態で除外されている。どれだけ情報を集めても、「おそらくこれを持っているはず」という推測の域を出ない。
見えているものから、見えないものへ
手番が来たら、自分が持っていると思う数字を宣言する。隣の人が手牌を確認して、持っていれば1枚倒してくれる。最初は霧の中にいるような感覚だが、情報が積み重なるにつれて、輪郭が定まってくる瞬間がある。それでも最後まで確信が持てないまま宣言しなければならない場面がある。その緊張感が、このゲームの手応えになっている。
相手の宣言が、自分のヒントになる
隣のプレイヤーが「6」と宣言した。枚数が最も多い7ではなく、6から宣言した。ということは、あの人の景色には7がたくさん見えているはずだ。逆に6はあまり見えていない。その読みが、うっすら自分の手牌の推理につながる。当たりか外れかより、「なぜその数字を選んだか」の方が情報になる。自分の番でなくても、頭は動き続ける。
計算を、崩す
ここに、もうひとつの要素がある。わざと外れの数字を宣言することができる。手番を終わらせる代わりに、相手の推理を乱す。純粋な推理ゲームのようでいて、ブラフがある。丁寧に積み上げた計算が、一つの宣言で信頼の問題に変わる。
繰り返すほど、深くなる
1プレイは短い。すぐに終わる。だからもう1回、となる。最初は見えている数字を数えるだけで精一杯かもしれない。でも何度か遊ぶうちに、相手の景色を読む余裕が生まれてくる。完全にはわからないまま宣言する感覚が、だんだん心地よくなってくる。アレックス・ランドルフが1975年に発表したこのゲームが、今も定番として遊ばれ続けているのは、そうした理由があるからだと思う。
こんな人におすすめ
- 推理系のゲームが好き
- 短時間でサクッと遊びたい
- 心理戦・読み合いが楽しい
- 初めて会う人とのアイスブレイクに
- 家族・友人と気軽に遊べるゲームを探している
このゲーム、気になったらぜひ実際に遊んでみてください。

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