NINEKEYS(ナインキーズ):9枚の鍵と、言葉の制約。
手元に3枚のカードが見えている。でも全員が異なる3枚を見ていて、誰も見ていない1枚が中央に伏せてある。その1枚の色と形を、全員で力を合わせて当てる。ナインキーズは、そういうゲームだ。
自分の手札は、自分だけが知っている
カードは9枚。青・赤・黄の3色と、羊・牛・魚の3種の組み合わせで構成されている。1枚を中央に伏せ、残り8枚のうち4枚を各自の手札に、4枚をプレイヤーとプレイヤーの間のスタンドに置く。スタンドのカードは両隣のプレイヤーだけが見える形で立てられる。各自が見えるのは「自分の手札」「左のスタンド」「右のスタンド」の計3枚。スタンドのカードは隣の人と共有しているが、自分の手札は自分だけが知っている。全員が異なる断片を持ち寄って、中央の1枚に迫っていく。
「色が2枚」しか、言えない
手番が来たら、自分から見えている3枚を対象に、色か形のどちらかを選んでその枚数を宣言する。「青が2枚」とか「羊が3枚」という具合だ。ただし、0は宣言できない。見えている中に1枚もない色や形は、言葉にできない。この制約が、情報をそのまま伝えることを難しくしている。
枚数の言葉から、逆算する
宣言はシンプルだが、聞く側には推理の余地がある。「青が2枚見えている」という宣言を聞いて、自分が見えている青の枚数と照らし合わせる。全体で青は何枚あるのか。中央のカードは青なのか、そうでないのか。1つの宣言が、少しずつ全員の手がかりになっていく。そして「わかった!」は自分の手番でなくても宣言できる。誰かの宣言を聞いた瞬間にすべてが繋がって、素早く答えを出せる人がいると、チーム全体が助かる。そういう役割が自然と生まれるのも、このゲームの面白いところだ。
「GAME OVER」が迫ってくる
手番が始まるたびに、木コマが説明書を兼ねたカウンタの上を1マス進む。コマが「GAME OVER」に届いてしまうと、全員の負けだ。つまり時間は有限で、無限に宣言を続けることはできない。情報が出揃うまで待つか、今の手がかりで踏み切るか。その判断が、最後の緊張感を作る。
静かな対話が、積み上がっていく
宣言以外の会話や相談は禁止だ。それでも、誰かの宣言を聞いた瞬間に「ああ、そういうことか」と気づく瞬間がある。言葉になっていない何かが、静かに伝わっていく。そのやりとりの積み重ねが、答えへと近づいていく。
5歩で当てられるか
クリア時の評価はコマの歩数で決まる。5歩以下が最高評価で、11〜12歩でも「最後まであきらめなかった」と評価される。同じメンバーで何度も挑んで記録を更新する楽しさもあるし、別のチームと交代して歩数を競うこともできる。10分で終わるゲームだが、もう1回やろうという気になる。
こんな人におすすめ
- 協力ゲームが好き
- 少人数でできる短時間ゲームを探している
- 言葉の制約の中で推理する面白さが好き
- 花火や似たような推理協力ゲームが好き
- ちょっとした頭の体操をしたい
このゲーム、気になったらぜひ実際に遊んでみてください。

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