ディクシット:ちょうどよく、曖昧に。

ディクシット:ちょうどよく、曖昧に。

3〜8人 約30分 8歳以上 対戦

大きなカードを手に取ると、不思議なイラストが目に飛び込んでくる。夢の中に出てきそうな、でも何かを確かに感じさせる絵。これを一言で表現して、誰かに当ててもらう。ただし、全員に当てられてはいけない。

全員正解も、全員不正解も、失点になる

このゲームの最も奇妙なルールがここにある。自分が選んだカードを言葉や歌やジェスチャーで表現し、他のプレイヤーに当ててもらうのだが、全員が正解しても0点、全員が外しても0点だ。何人かにだけ伝わる、絶妙に曖昧な表現をするしかない。「これは伝わりすぎる。これは全然伝わらない」——ちょうどいい曖昧さを探して、一言を考え続ける。

言葉でなくてもいい

表現の方法に制限はない。詩の一節でも、鼻歌でも、身振りでも構わない。カードを見た瞬間に浮かんだ感覚をそのまま出せばいい。だからこそ、人によって表現がまるで違う。「なんでそのタイトルをつけたの」という問いが、答え合わせの後に必ず生まれる。

場には、ミスリードが並ぶ

親がお題を発表すると、他のプレイヤーは自分の手札から一枚を選んで場に出す。この一枚が親のカードに見えれば見えるほど、自分に得点が入る仕組みだ。だから場に並ぶのは、親のカードに似せようとした各自の「罠」になる。どれが本物か、イラストを見比べながら推理するのだが、みんなが巧みに紛らわしいカードを出してくるため、簡単には絞り込めない。

手札6枚が、個性を決める

表現の自由度は高いが、使えるカードは手札の6枚に限られる。同じお題でも、手札が違えば出てくるカードも変わる。その制約の中から選ばれた一枚に、その人の感性が自然に滲み出る。「あの人らしいな」と感じる瞬間が、このゲームの静かな面白さだ。

答え合わせが、一番盛り上がる

投票が終わり、親のカードが明かされる。「やっぱりそれか」という声と「え、なんで」という声が同時に上がる。どうしてそのカードを選んだのか、なぜその一言を思いついたのか——その説明を聞くたびに、相手の見ている世界が少しだけ見えてくる気がする。勝敗より、この瞬間を楽しんでいる人が多い。

遊ぶたびに、相手が変わって見える

何度か遊ぶうちに、「この人はこういう表現をする」という感覚がつかめてくる。それが次のゲームでの手がかりになり、読み合いに深みが出る。同じメンバーで繰り返すほど、表現が洗練されていく。ジャン=ルイ・ルビラが2008年にフランスで発表したこのゲームは、ドイツ年間ゲーム大賞を受賞し、今も世界中で遊ばれ続けている。

こんな人におすすめ

  • 勝ち負けより場の雰囲気を楽しみたい
  • 家族や友人と初めてボードゲームをやってみたい
  • 絵や言葉で自分を表現するのが好き
  • 相手の意外な一面を知りたい
  • 大人数でわいわい遊べるゲームを探している


このゲーム、気になったらぜひ実際に遊んでみてください。

ランビーフィッシュ

東京の北千住にあるボードゲームカフェ&ショップ ランビーフィッシュでは、このゲームを含む700種類以上のゲームが楽しめます。ルールがわからなくても大丈夫。スタッフが丁寧に説明するので、初めてのゲームでも安心して遊べます。

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