ペチケ:あなたの美しさと、わたしの美しさ
6枚のカードが、テーブルに並ぶ。動物、帽子の色、数字——3つの要素が組み合わさったカードが、ランダムな順序で横一列に置かれる。1枚だけ、「?」のカードが混じっている。その「?」に何を入れるかを、全員が同時に考える。
正解は、ない
このゲームに正解はない。「赤・赤・青」と並んでいれば次は「青」かもしれないし、「赤」に戻るのが美しいとも感じるかもしれない。「犬・猫・鳥・犬」と来れば次は「猫」が自然に思えるが、そう感じない人もいる。正解を導き出すゲームではなく、自分が「この並びにはこれが一番美しい」と感じたカードを選ぶ。そして、他の誰かと同じカードを選んでいたら——そのとき初めて、点が入る。
6枚を、どう切り取るか
カードは6枚並ぶが、見方は一通りではない。6枚全体を一つの流れとして読む人もいれば、2枚ずつの3組として捉える人も、3枚ずつの2組として見る人もいる。同じ並びを見ているのに、そこに浮かび上がるパターンが人によって違う。「この法則で考えれば、これしかない」と確信しながら選んだカードが、誰とも一致しないことがある。逆に、なんとなく選んだカードが全員と一致することもある。
かぶったとき、かぶらなかったとき
得点は一致した人数分入る。3人が同じカードを選べば3点、2人なら2点。全員が同じカードを選べばその分だけ点が積み上がる。答え合わせの瞬間は毎回、「なぜそれを選んだか」の話になる。「こう見えたから」「この流れが気持ちいいから」という説明が飛び交う。論理的な人も、直感的な人も、それぞれの理由がある。その理由の違いが、ゲームをおしゃべりの場に変える。
相手に合わせに行く
協力ルールでは、片方が「美しいならび」を考え、もう一方がそれを当てる。対戦とは違う思考が必要になる。「自分がどう感じるか」ではなく、「あの人はどう感じるか」を軸に選ぶ。気心の知れた相手でも、案外読み違える。初めて遊ぶ相手でも、ぴったり当たることがある。そのずれと一致が、相手への興味に変わっていく。
遊ぶほど、見えてくるもの
何度か遊ぶうちに、「この人はこういう法則を好む」という感覚が出てくる。数字の流れを重視する人、動物の順番を優先する人、色のリズムで選ぶ人。その人の「美しさの基準」が、少しずつ見えてくる。得点を競いながら、気づけば相手のことを観察している——そういうゲームだ。
こんな人におすすめ
- 会話が弾むゲームが好き
- 友人や家族と、気軽に遊びたい
- 正解のないゲームを楽しめる
- 相手の考え方や感覚に興味がある
- 短時間でさっと遊べるものを探している
このゲーム、気になったらぜひ実際に遊んでみてください。

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