コードネーム:一言で、仲間を導く

コードネーム:一言で、仲間を導く

4人以上 約15分 14歳以上 チーム対戦

テーブルに25枚のカードが5×5に並ぶ。それぞれのカードには何かの単語が書かれている。「サメ」「くつ」「東京」「電気」。関係のない言葉たちが、意味もなく隣り合っている。この中から、味方だけを選び出す。手がかりは、たった一言だ。

味方と、それ以外が混ざっている

プレイヤーは二つのチームに分かれる。それぞれのチームから一人ずつスパイマスターが選ばれ、残りは回答役になる。
25枚のカードのうち、味方のカードは9枚、または8枚。相手チームのカードもある。関係のない一般人もいる。そして、触れた瞬間にゲームが終わる暗殺者が、一枚だけまぎれている。
どの単語がどれに対応しているか、スパイマスターだけがマップを見て知っている。回答役は、ただ25枚の単語を眺めるだけだ。

手がかりは、たった一単語

スパイマスターは、味方のカードを回答役に当てさせるためのヒントを出す。ただし出せるのは「単語ひとつと数字ひとつ」だけだ。他には何も言えない。
「動物、2」と言えば、動物に関係する味方のカードが2枚ある、という意味になる。回答役はその一言をたよりに、25枚の中から探しにいく。
一単語で複数のカードを結ぶ。この制約が、コードネームというゲームの全てを決めている。

一言に、複数の意味を込める

スパイマスターの席に座ると、途端に苦しくなる。
味方のカードは「サメ」と「くつ」と「東京」。同時に、相手のカードには「魚」がある。暗殺者は「川」だ。「サメ」と「くつ」を「海」でくくろうとすると、相手の「魚」に触れさせてしまう。「東京」を混ぜるなら別の切り口がいる。
避けたいカードの位置を頭に置きながら、味方だけを一つの言葉で結ぶ道を探す。当てさせたいものと、絶対に触れさせたくないものと、その両方を同時に見ながら、たった一言をひねり出す。
簡単に浮かんだ言葉ほど、たいてい罠がある。

その一言から、連想を広げる

回答役の側も、簡単ではない。
渡されたのは「動物、2」という短い手がかりだけ。25枚の中から、動物に関係するものを2枚選ぶ。だが「馬」も動物なら「ライオン」も動物だ。「牛乳」だって動物からできている。どこまで広げるべきか、どこで止めるべきか。スパイマスターの頭の中を想像しながら、言葉の意味を探っていく。
仲間と相談することはできる。「これじゃない?」「いや、そっちは違う気がする」。同じ一言を見て、複数人で考える時間が、このゲームの楽しさの中心にある。

触れてはいけない一枚が、ある

25枚のうち一枚だけ、暗殺者のカードがある。
このカードに触れた瞬間、そのチームは即座に負ける。それまで何枚正解していたかは関係ない。
だからスパイマスターは、味方を狙わせるヒントを出すたびに、暗殺者の単語も避けなければならない。回答役も、いい線をいっているつもりで手を伸ばした一枚が、実は終わりへの一歩ということがある。
一枚のカードが、全てを終わらせる。この緊張が、一言の重みを何倍にもする。

遊ぶほど、語彙が試される

最初のうちは、単語を一つ結ぶだけで精一杯かもしれない。だが何度か遊ぶうちに、二枚を結ぶヒント、三枚を結ぶヒントが出せるようになる。相手のカードや暗殺者を避けながら、味方だけを一つの言葉でくくる技術が、少しずつ身についてくる。
そして気がつくと、日常の中でも「この単語なら、何と何を結べるだろう」と考えている自分がいる。
コードネームは、遊びが終わってからも言葉のことを考えさせる、そういうゲームだ。ドイツ年間ゲーム大賞をはじめ、世界の主要な賞を数多く受賞し、今も定番として遊ばれ続けている。

こんな人におすすめ

  • 言葉遊びや連想が好き
  • チームで一緒に考えるゲームがしたい
  • 短時間で盛り上がるパーティーゲームを探している
  • 少し頭を使うゲームが好き
  • 4人以上で遊べるゲームを増やしたい

このゲーム、気になったらぜひ実際に遊んでみてください。

ランビーフィッシュ

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