おさかなこいし:釣り場は、こっそり
池に、魚と石が並んでいる。ネコたちはそれぞれ、こっそり自分の釣り場を決めた。あとは魚をその場所に寄せるだけ。ただし、寄せようとする動きを、まわりがじっと見ている。
3×3の池に、魚が並ぶ
池カードは魚と石の2種類。これを9枚、3×3の形に並べるところから始まる。魚を釣れば得点になり、石が混ざっていると引かれる。各プレイヤーは釣竿カードを3枚持っていて、そのうち1枚にだけ釣竿が描かれている。残り2枚は何も描かれていない。
釣り場は、こっそり決める
3列のうち、自分が狙うのはどこか。釣竿カード3枚を裏向きのまま、3つの列にそれぞれ1枚ずつ置く。釣竿が描かれているのはそのうちの1枚だけ。残り2枚はただの目くらましだ。相手からは、どの列の前にあるカードが本物なのか分からない。
動かすほど、自分が見える
ここからが悩ましい。手番では池カードを1枚、隣のマスへ動かせる。狙った列に魚を寄せたい。でも露骨に魚をひとつの列へ動かすと、そこが自分の釣り場だと教えているようなものだ。次の手番で他のプレイヤーがその魚を別の列へ追いやってしまうかもしれない。あるいは、同じ列に釣竿を置いた人がいたら、ますます取り合いになる。
先に釣る人が、得をする
釣竿を表にする順番は、スタートプレイヤーから。同じ列に複数の釣竿が重なっていた場合、先に釣った人がすべてを獲得する。あとの人は、その列に何も残っていない。だから列が被るかどうかも気になる。あの人が今、魚を寄せたあの列に、自分も釣竿を置いてしまっていないか。
石も、動かせる
動かせるのは魚だけではない。石も同じように動く。狙っている列に魚を寄せようとしている相手に、隣のマスから石をすっと押し込んでおく。そんな小さな邪魔もできる。寄せたい気持ちと、邪魔したい気持ちが、9マスのなかで交差していく。
遊ぶたびに、読み合いが深くなる
最初は魚を集めることに夢中になる。でも何度か遊ぶうちに、わざと関係ない列を動かして相手を惑わせたり、相手の手の止まり方から狙いを読んだりするようになる。シンプルなルールのなかに、ちゃんと駆け引きが埋め込まれている。子どもと遊んでも、大人同士で遊んでも、それぞれの楽しみ方が見つかるゲームだ。
こんな人におすすめ
- 子どもと一緒に遊べるゲームを探している
- 短時間で遊べるゲームが好き
- シンプルなルールで読み合いを楽しみたい
- 3〜4人で気軽に遊びたい
- ネコと魚のかわいいテーマに惹かれる
このゲーム、気になったらぜひ実際に遊んでみてください。

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