ベアーズ・アンド・ビー:狭いすき間ほど、甘い。

ベアーズ・アンド・ビー:狭いすき間ほど、甘い。

2〜5人 約30分 8歳以上 対戦

テーブルの真ん中に、女王バチのカードを1枚置く。そこから六角形のカードをつなげて、全員で一つのハチの巣を育てていく。ベアーズ・アンド・ビーは、手札を先に出し切った人が勝つゲームだ。ルールは色をそろえるだけ。それなのに、巣が大きくなるほど手が止まる。

色をそろえて、手札を減らす

手番でやることは、六角形のカードを1枚巣につなげるだけだ。条件は、2枚以上のカードに接していること。そして接する辺の色がすべて一致していること。はちみつの辺だけは、どの色ともつながる。
置けなければ、山札から1枚引くか、手札を1枚捨てて2枚引く。手札を最初にゼロにした人がラウンドの勝者だ。ベアーズ・アンド・ビーの骨組みは、これで全部になる。

狭いすき間ほど、見返りが大きい

3枚以上のカードに接するように置くと、続けてもう1枚出せる。その1枚も3枚以上に接すれば、さらにもう1枚。置きにくい場所ほど、ごほうびが用意されている。
接する辺が増えれば、色の条件は厳しくなる。赤と黄と青に囲まれたくぼみを見つめて、ぴったりの1枚を手札から探す。見つかった瞬間、手札が一気に減り始める。広い外側に置けば楽だが、それでは1枚しか減らない。

上がりそうな人が、狙われる

働きバチのカードを置くと、好きな相手に1枚引かせられる。花のカードなら、自分以外の全員に1枚ずつだ。
だから手札が少なくなった人は、たちまち標的になる。残り1枚になった人は、なぜか急に口数が減る。周りはそれで気づく。全員で一人の上がりを食い止めている間に、別の誰かが抜け出していく。この押し合いが、色合わせを対戦に変えている。

はちみつの辺は、クマを呼ぶ

3辺がはちみつになっている雄バチは、どこにでも置きやすい頼れるカードだ。ただし、置いたあとに空いたまま残るはちみつの辺には気をつけたい。
クマのカードは、雄バチや働きバチのはちみつの辺に接していないと置けない。置いた人は手札を1枚、好きな相手に押しつけられる。しかもクマの周りには、もう何もつなげられない。自分が置いた便利なカードが、相手のクマの足場になる。

出せないカードが、重くなる

ラウンドが終わると、残った手札が失点になる。ふつうのカードは5点、特殊なカードは10点、クマは15点。これを3ラウンド続け、合計が一番少ない人が勝つ。
強いカードほど、置き場所を選ぶ。花は効果が大きいぶん、ぴったりのすき間がなかなか現れない。抱えたまま好機を待つか、捨てて2枚引き直すか。手札の重さを量る判断が、最後まで続く。

遊ぶほど、巣の形が読めてくる

慣れてきたら上級ルールを加えるといい。接する辺が多いほど続けて出せる枚数が増え、働きバチや花で引かせる枚数も増える。6辺すべてがつながる1枚を置けば、その場で手札を捨ててラウンドを終えられる。
何度か遊ぶうちに、巣を見る目が変わってくる。次に自分が使えるすき間を残し、相手に使われそうなはちみつの辺はふさいでおく。1枚置くごとに、巣は全員の作戦の跡になっていく。

こんな人におすすめ

  • UNOのような、手札を減らしていくゲームが好き
  • パズルのように形と色を考えるのが好き
  • 相手にカードを引かせる駆け引きを楽しみたい
  • 家族や友人と、ルール説明の短いゲームを遊びたい
  • 3〜5人で遊べる軽めのゲームを探している

このゲーム、気になったらぜひ実際に遊んでみてください。

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