ロストシティ:冒険は、引き返せない

ロストシティ:冒険は、引き返せない

2人 約30分 10歳以上 対戦

手札にカードがある。出せば探険が始まる。でも出した瞬間に、20点のマイナスが発生する。そのマイナスを取り返せるかどうかは、この先の手札次第だ。始めるかどうかの判断が、このゲームでいちばん重い。

カードを出す、ただそれだけ

ロストシティは5色の探険をテーマにしたカードゲームだ。各色2〜10の数字カードと挑戦カードで構成されていて、手番にできることは「カードを1枚出すか、捨てるか」だけ。ルールはシンプルだが、その1枚の判断に毎回頭を使う。

探険を始めると、まずマイナスになる

各色の探険には、スタートコストとして20点のマイナスがかかる。自分が出したカードの数字の合計がそのマイナスを上回れば得点になるが、下回ればそのまま失点だ。つまり、カードを1枚出した時点では必ずマイナスからのスタートになる。「この色は手札が薄い」と気づいたときにはもう遅い、という場面がよく起きる。

冒険は、引き返せない

出したカードは昇順にしか並べられない。2を出した後は3以上しか出せない。場に2と8を出してしまえば、その間の数字はもう出せない。だから手札を見ながら「この色をどこまで伸ばせるか」を常に計算しながら動く必要がある。出す順番を間違えると、後から取り返しがつかない。

挑戦カードという、賭け

各色には挑戦カードが3枚ある。探険の得点を2倍・3倍・4倍にする乗数カードで、数字カードより先に出さなければならない。うまくいけば大量得点だが、探険が失敗すれば失点も同じ倍率で膨らむ。大きく勝ちにいくか、堅実に動くか。この判断がゲームの山場になる。

捨てると、相手が使う

使えないカードは捨て札にするしかない。でも捨て札は相手も引ける。相手が欲しがっているカードをわざと捨てるわけにはいかない。かといって手札に抱え続ければ、自分の動きが詰まる。捨てる1枚にも、相手への影響を考える必要がある。

遊ぶほど、読みが深くなる

最初は自分の手札を整理するだけで手一杯かもしれない。でも何度か遊ぶうちに、相手がどの色を狙っているか、どのカードを欲しがっているかを読みながら動けるようになってくる。

ライナー・クニツィアが1999年に発表したこのゲームが、2人用の定番として長く語り継がれているのは、そういう理由だと思う。

こんな人におすすめ

  • 2人でじっくり遊びたい
  • 心理戦より計算と判断が好き
  • シンプルなルールで奥深いゲームをしたい
  • カップル・夫婦での対戦に向いたゲームを探している
  • 短時間で遊べるゲームを探している


このゲーム、気になったらぜひ実際に遊んでみてください。

ランビーフィッシュ

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