子どもと何度でも遊べるボードゲーム10選|5〜7歳向け

子どもと何度でも遊べるボードゲーム10選|5〜7歳向け

子どもとボードゲームを遊ぶとき、一番うれしいのは、子どもが本気になる瞬間だと思う。ルールを理解して、考えて、悔しがって、また遊びたがる——そういう体験ができるゲームを10タイトル選んだ。5〜7歳くらいの子どもと、何度でも遊び返せる作品たちだ。

ネズミのコマをゴールへ向けて進めるすごろく。でもネコの目が出たときはネコが追ってくる。遠くに行くほどチーズの量が増え、どのチーズを狙うかという判断が生まれる。そしてネコのコマが追いかけてくる——つかまる前に逃げ切るか、もう1マス欲張るか。リスクとリターンの判断が、シンプルな見た目の中に自然に組み込まれている。

お化け屋敷を舞台にしたすごろく。サイコロを振って部屋を目指すが、同じ部屋に入れるのは1人だけ——先客がいれば押し出される。そこにヒューゴというオバケが追いかけてくる緊張感が加わる。最大8人まで遊べる珍しい作品で、人数が増えるほど押し出しと逃げ場の奪い合いが激しくなる。大人数でわいわい遊ぶ場面にぴったりだ。

箱を開けた瞬間から、子どもの目が変わる。磁石でくっついたコマを盤面に置くと、見えない壁に当たるたびにコトッと落ちる。どこに壁があるか、自分だけ覚えておかなければならない。記憶と少しの運が絡み合うゲームで、5歳くらいから十分に楽しめる。子どもの方が壁の位置をしっかり覚えていて、大人が振り回される場面も多い。一緒に遊ぶほど、なぜか子どもの方が上手くなっていく不思議な作品だ。

全員で1台のバスに乗り込んで、ヨーロッパをめぐる旅が始まる。各自が「秘密の目的地」を1枚持ち、バレないようにバスを誘導していく。手番では袋からチケットタイルを1枚引き、これまでに積まれたタイルの枚数分だけバスを進める。手番が重なるほど移動距離が伸びていくので、ゲームが進むにつれてバスはどんどん加速していく。自分の目的地にたどり着くとチケットを総取りできるが、道中で他の人の目的地を通ってしまうと「降りまーす!」と宣言されて得点を奪われる。その一言が毎回笑いと悔しさを呼び、子どもも大人も夢中になる。

サーキットを走る車のレースゲームだが、サイコロの目は数字ではなく色だ。出た色のマスにしか進めないというルールで、どの目をどの順番で使うかを自分で決められる。この小さな判断が、ただの運ゲーとは違う手応えを生む。コンポーネントも木製でかわいらしく、レースという分かりやすいテーマが子どもをすぐに引き込む。大人も一緒に本気で考えてしまう、懐の深い作品だ。

すごろくなのに、途中から自分のコマがどれか分からなくなる。サイコロを振っておばけの目が出ると、誰かのコマにおばけをかぶせることができる。全員のコマがおばけになると、今度はおばけの位置を入れ替えることもできる。「たった4つでしょ」と思っていたのに、何度か入れ替えが起きると完全に分からなくなる。自信満々でゴールさせたコマが、実は別の人のものだった——そういう笑える失敗が、このゲームの醍醐味だ。2004年にドイツのキッズゲーム大賞を受賞した、長く遊ばれている定番作。

童話に出てくるお菓子の家を、箱とカードで組み立てるところから始まる。屋根に積まれたクッキーカードを1枚ずつそっと引き抜いて集めていくゲームで、崩してしまうとそのラウンドは失敗になる。引き抜くときの緊張、そして「ザァッ」と崩れる瞬間の盛り上がり——どちらも子どもには忘れられない体験になる。同じ絵柄を引いてしまったら戻さなければならないルールもあり、どれを取るかに少しだけ頭を使う。準備の段階からゲームが楽しい、珍しい作品だ。

透明なリングを積み上げた氷の柱が、テーブルの中央にそびえている。その中には5色の宝石がぎっしり詰まっていて、リングを1枚外すと宝石がこぼれ落ちてくる。自分があらかじめ宣言した色の宝石だけをもらえる。どの色が多く落ちるかを読んで有利な色を取りにいく、シンプルだが毎回どきどきする構造だ。獲得した宝石は洞窟の中に隠すため、誰がどのくらい集めているかが見えない。最後まで結果が読めない、子どもと遊ぶのにちょうどいい一作だ。

海に潜って真珠を集め、首飾りを作るカードゲーム。手番でできることは「場のカードを取る」か「手札を出して得点にする」かの2択だけ。ルール自体は短時間で覚えられるが、手札の上限が10枚という制約が絶妙な悩みを生む。欲しいカードが場に並んでいても、持ちすぎていると取れない。いつ出すかを見極めながら、相手の手札の枚数もちらりと確認したくなる。慣れてくると子どもなりの戦略が生まれてくる、じわじわ深みが出る一作だ。

9個のサイコロを振ると、バラバラな絵柄が出てくる。その絵を手がかりに、即興でひとつの物語を作る。勝ち負けはない。正解も不正解もない。「むかしむかし——」から始まり、目玉焼きや矢印や鍵がなぜかひとつの話につながっていく。複数人で順番に語り継ぐと、話が予想外の方向に暴走して笑いが生まれる。サイコロゲームなのに、誰も負けないのが、このゲームだ。


このゲーム、気になったらぜひ実際に遊んでみてください。

ランビーフィッシュ

東京の北千住にあるボードゲームカフェ&ショップ ランビーフィッシュでは、このゲームを含む700種類以上のゲームが楽しめます。ルールがわからなくても大丈夫。スタッフが丁寧に説明するので、初めてのゲームでも安心して遊べます。

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